人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

中国人の日本への就労ビザで4分野が2025年2月は月次として過去最多

中国人の経営・管理ビザ 月間人数 2020/6~2025/2

2020年6月から2025年2月までの、中国人が新規で取得した経営・管理ビザの月次のグラフで、2025年2月が最多の479人でした。2020年5月以前は月次はなく、年次になりますが、下記のように2022年以降増えているので、2025年2月が過去最多と思われます。

中国人の経営・管理ビザ 年間人数 2015年~2023年
  新規経営ビザ
2015年 728
2016年 1,289
2017年 949
2018年 1,013
2019年 1,466
2020年 929
2021年 283
2022年 2,874
2023年 3,930
2024年3月 344
2024年4月 267
2024年5月 166
2024年6月 154
2024年7月 265
2024年8月 194
2024年9月 178
2024年10月 273
2024年11月 305
2024年12月 338
2025年1月 346
2025年2月 479

出入国管理統計の「国籍・地域別 新規入国外国人の在留資格」というファイルの国籍が「中国・香港・中国その他」を合計した値になります。

出入国管理統計 出入(帰)国者数 |  政府統計の総合窓口

 

【技術・人文知識・国際業務ビザ】

中国人の技人国ビザ 月間人数 2020年11月~2025年2月

2つめが「技人国ビザ」で2025年2月が1,229人で月次では過去最多となります。2020年以前の年次は下記のグラフになります。

中国人の技人国ビザ 年間人数 2015年~2024年

2015年から2024年の年次を見ると、2024年が技人国ビザで新規入国した中国人は10,841人で年間で最多となっていて、2025年2月が最多だったと推察されます。

2015年 4,620
2016年 5,147
2017年 5,643
2018年 6,965
2019年 9,709
2020年 2,827
2021年 5,599
2022年 5,484
2023年 8,633
2024年 10,841
2024年5月 545
2024年6月 501
2024年7月 931
2024年8月 1011
2024年9月 1226
2024年10月 999
2024年11月 965
2024年12月 1040
2025年1月 863
2025年2月 1229

 

【高度専門職(1号ロ)ビザ】

中国人の高度専門職(1号ロ)ビザ 月間人数 2020年10月~2025年2月

中国から日本への「高度専門職1号ロ」ビザは、2025年2月が92人で月次で過去最多と思われます。年次は下記のように2022年から増えています。

中国人の高度専門職(1号ロ)ビザ 年間人数 2015年~2024年
2015年 12
2016年 16
2017年 50
2018年 98
2019年 157
2020年 82
2021年 25
2022年 401
2023年 605
2024年3月 68
2024年4月 42
2024年5月 34
2024年6月 36
2024年7月 56
2024年8月 53
2024年9月 45
2024年10月 28
2024年11月 52
2024年12月 70
2025年1月 73
2025年2月 92

 

【法律・会計業務ビザ】

中国人の法律・会計業務ビザ 月間人数 2020年10月~2025年2月

中国から日本への「法律・会計業務」ビザは、2025年2月が3人で過去最多となっています。元々この分野での就労ビザは少なく年次は下記のようになります。

中国人の法律・会計業務ビザ 年間人数 2015年~2024年

2023年の年間で3人だったのが、2025年2月は単月で3人となってるのが中国からの就労ビザの急増を物語ってます。

 

【中国から日本への就労ビザの増加は中国経済の不透明さ】

アメリカのトランプ大統領が2025年1月に就任したことで、中国の多くの方が海外へ移住する動きが出ているようで、日本はその選択肢の一つとなっているために、中国人の就労ビザ4分野「経営・管理」「技人国」「高度専門職1号ロ」「法律・会計業務」で過去最多となっていると思われます。この4分野の共通点は、「日本語能力が必須ではない」という点です。2025年4月28日段階で、出入国管理統計の最新は2025年2月分となっています。

 

【追記】

2025年8月4日の朝日新聞の記事で、経営ビザの要件を資本金500万円から3,000万円に引き上げられ2025年内に施行を目指すとのこと。資本金3,000万円の基準は、韓国やアメリカの経営ビザが3,000万円なので揃えた形になる。