人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

20~29歳女性人口が男性を上回る市区町村は可住地面積の7.8%(2025年)

20~29歳女性の方が男性より多い市区町村の可住地面積の割合 1995年~2025年

全国の1,905の市区町村で「20~29歳人口で女性が男性より多い」市区町村の可住地面積を合計した30年間の推移になります。2025年は、「20~29歳女性が男性より多い」市区町村は僅か7.8%でした。利用した統計は下記になります。

住民基本台帳 25-08 【日本人住民】市区町村別年齢階級別人口 年次 2025年 | 政府統計の総合窓口

社会・人口統計体系 B 自然環境 | 政府統計の総合窓口

 

年度 20代女性が男性より多い自治体総面積
1995年 45.7%
2005年 23.9%
2015年 16.0%
2025年 7.8%

 

山口県の推移】

山口県の20代女性が20代男性より多い市町村の30年間の推移

山口県は、1995年に20代女性の方が多い市区町村の可住地面積の割合は68.5%でした。2005年には34.2%、2015年には14.1%、2025年1月には0%になっています。

山口県25~29歳女性人口>男性人口の市町村

2005年

下関市、岩国市、光市、柳井市、由宇町、

美和町、田布施町平生町

2015年 岩国市、大島町、上関町
2025年 なし

 

徳島県の推移】

徳島県の20代女性が20代男性より多い市町村の30年間の推移

徳島県は、1995年に20代女性の方が多い市区町村の可住地面積の割合は79%でした。2005年には19%、2015年には14.4%、2025年1月には0%になっています。

徳島県25~29歳女性人口>男性人口の市町村

2005年

吉野川市上勝町、石井町、海南町海部町

北島町藍住町、上板町、市場町

2015年 阿波市佐那河内村、石井町、藍住町
2025年 なし

 

【20代女性が20代男性より人口が多い市区町村がゼロの都道府県】

  1995年 2005年 2015年 2025年
秋田県 39% 6% 18% 0%
静岡県 33% 11% 4% 0%
山口県 69% 34% 14% 0%
茨城県 21% 5% 0% 0%
栃木県 12% 10% 2% 0%
富山県 50% 0% 4% 0%
徳島県 79% 19% 14% 0%
香川県 78% 45% 1% 0%

2025年1月時点で、20代女性>20代男性の日本人人口が多い市区町村がゼロの都道府県は8つになります。

 

全国地図で市区町村単位で、20~29女性が男性より多いところが、可住地面面積の7.8%しかなくなったというのは、20代女性が特定の都市に集中し始めたということになります。地元で暮らしていくよりも都市に出て会社勤めして通勤時間が少ない利便性の良い土地に移住する傾向が多くなっていることで、20代の男女比の偏りが生じているように思います。

 

【東京都の推移】

東京都の20代女性が20代男性より多い市町村の30年間の推移

東京都では1995年に20代女性が20代男性よりも人口が多い市区町村は、目黒区のみでした。1995年には可住地面積の2%でしたが、2025年には30%に増えています。

東京都25~29歳女性人口>男性人口の市区町村

1995年 目黒区
2005年 目黒区、中央区、港区、世田谷区、渋谷区、清瀬市
2015年 目黒区、中央区、港区、世田谷区、渋谷区、杉並区、板橋区練馬区武蔵野市清瀬市小平市、狛江市、東大和市

 

【神奈川県の推移】

神奈川県の20代女性が20代男性より多い市町村の30年間の推移

神奈川県は1995年に20代女性が多かったのは葉山町湯河原町のみで可住地面積の1.4%でしたが2025年には24.3%に増えてます。

神奈川県25~29歳女性人口>男性人口の市区町村

2005年 逗子市、開成町湯河原町
2015年

泉区麻生区相模原市南区葉山町二宮町箱根町

真鶴町湯河原町

2025年

戸塚区、港南区、旭区、緑区瀬谷区青葉区都筑区泉区

麻生区、宮前区、相模原市南区鎌倉市茅ヶ崎市葉山町

二宮町箱根町真鶴町湯河原町

 

大阪府が1位】

20~29歳女性の方が男性より多い 市区町村面積の都道府県(2025年)

2025年1月の住民基本台帳で、日本人女性で20~29歳が男性より多い市区町村の面積の割合が多い順になります。

大阪府 53%
東京都 30%
奈良県 39%
福岡県 26%
神奈川県 24%

 

大阪府のマップ】

大阪府の20~29歳女性が男性より多い市区町村(2025年)

奈良県のマップ】

奈良県の20~29歳女性が男性より多い市区町村(2025年)

 

【1,905市区町村で20代の女性比率が高い順】

20~29歳女性比率が高い市区町村(2025年)
福岡市中央区 56.0%
神戸市中央区 55.4%
大阪市東成区 54.8%
福岡市南区 54.1%
京都市下京区 53.9%
京都市中京区 53.8%
大阪市阿倍野区 53.6%
浦安市 53.5%
宝塚市 53.0%

20代女性が5,000人以上いる市区町村で、20代女性比率が53%以上だったのは9市区町村でした。1位は福岡市中央区でした。上位の区は女性一人暮らしでもセキュリティー防犯が良いマンションの多い地域です。