人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

親になる平均年齢は2024年の第一子は父32.4歳で母30.5歳

第一子出生時の父・母の平均年齢の推移(2000年~2024年)

第一子出生時の父と母の年齢を3年おきにグラフにしたものです。2000年から2015年までは右肩上がりで、父・母の年齢が伸びていっているのが分かります。グラフで見ると頭打ちになったのか2015年以降の父母の出生時年齢の伸びが鈍化しています。

  第一子
  母年齢 父年齢
2000年 27.6 29.7
2003年 28.2 30.1
2006年 28.8 30.8
2009年 29.3 31.3
2012年 29.9 31.8
2015年 30.3 32.2
2018年 30.3 32.3
2021年 30.5 32.4
2024年 30.5 32.4

父母の平均年齢は下記のデータから計算したものになります。

人口動態調査 確定数 出生 中巻 8 出生順位・母の年齢(各歳)・父の年齢(各歳)別 年次 2024年 | 政府統計の総合窓口

 

【海外との比較】

下記は第一子出生時の父母の平均年齢が公表されている国のデータを日本と比較したものになります。意外と「第一子限定かつ父・母」で統計を取っている国は少なく日本との比較対象がヨーロッパになりますが、下記のように日本もヨーロッパの国も父母の出生時の年齢(2024年)は近似しており、母が30.4歳で父が32.6歳くらいになります。

 
日本 30.5 32.4
ノルウェー 30.4 32.3
デンマーク 30.3 31.9
スウェーデン 30.6 32.6
オランダ 30.4 32.9
ドイツ 30.4 33.3

 

【2000年から2024年の4ヵ国の父母年齢の推移】

第一子出生時の父・母の平均年齢の推移(4ヶ国)

2000年から2024年の期間で3年間隔で、日本・ノルウェースウェーデン・オランダの第一子出生時の父母の年齢の推移をグラフにしました。日本・ノルウェースウェーデンの第一子出生時の父母年齢は似たように伸びていって、2015年ごろから同じように頭打ちになっているのが共通しています。父親になる母親になる年齢が高齢化しているのは、どの国も似ていることになります。父・母両方の平均年齢を公表している国は少なく、4ヶ国しかデータで得られなかったのですが収束していっているように見え文化や国の制度が似ているためかもしれません。

 

【日本の親の平均年齢の目安】

子供5歳=父37歳・母35歳

子供10歳=父42歳・母40歳

子供15歳=父46歳・母44歳

子供20歳=父50歳・母48歳

 

【第二子の父母の平均年齢】

第二子出生時の父・母の平均年齢の推移(2000年から2024年)

日本の第二子の父母の平均年齢は2024年もまだ伸びていて父34.4歳・母32.6歳となっております。第一子も第二子も父母の平均年齢は2024年が過去最高となっております。

  第二子
  母年齢 父年齢
2000年 29.9 32.1
2003年 30.2 32.2
2006年 30.8 32.6
2009年 31.3 33.1
2012年 31.7 33.5
2015年 32.1 33.9
2018年 32.3 34.1
2021年 32.4 34.3
2024年 32.6 34.4

 

【第二子の他国の平均年齢 2024年】

  母年齢 父年齢
日本 32.6 34.4
スウェーデン 32.6 34.8
ドイツ 32.5 35.4

第二子の父母親の平均年齢を得られたのはドイツとスウェーデンだけでした。母の年齢は32.6歳で近似して、父年齢は日本はドイツ・スウェーデンより若干若いです。

 

スウェーデン 父母平均年齢のデータ】

https://www.statistikdatabasen.scb.se/pxweb/en/ssd/START__BE__BE0101__BE0101H/MedelAlder1/

ノルウェー 父母平均年齢のデータ】

https://www.ssb.no/en/statbank/table/07872

 

【母親になる平均年齢と出生率

一般的に、母の出生時年齢(第一子・第二子問わず)が+0.1歳になると合計特殊出生率が10%下がると言われています。OECD加盟国で2022年の第一子の母の平均年齢が一番高い国は韓国で32.6歳です。韓国の合計特殊出生率は2022年で世界で一番低い0.78でした。