人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

携帯スマホの電話の通話時間(平均・頻度)が減少している統計

携帯・スマホの通話時間(1日平均)

総務省の音声通信データを元にTCA(電気通信事業者協会)がまとめている 「テレコムデータブック」で1 加入(契約)1 日当りの通信時間の2010年から2023年の推移のグラフになります。2010年には199秒/日だったのが、2023年には86秒/日と半減以下になっています。

テレコムデータブック2025

https://www.tca.or.jp/databook/pdf/2025chapter_2j.pdf

 

電話の頻度(友人や非同居家族)2025年

2025年内閣府の統計で「電話での同居していない家族や友人たちとのコミュニケーション頻度」の年齢階級別のグラフになります。20~59歳で見ますと「電話をする頻度は全くない若しくは月1回未満」は40%以上になっています。

また「電話で友人等にすることは全くない」割合は20%となっています。60~69歳の電話の通話頻度がゼロでないのは非同居家族との連絡かと思われます。

令和7年人々のつながりに関する基礎調査 | 政府統計の総合窓口

 

SNSやメールの頻度(友人や非同居家族)2025年

同じ内閣府の統計で「SNSや電子メール 同居していない家族や友人たちとのコミュニケーション頻度」では、16~19歳では「週2回以上」が72%、20~29歳では「週2回以上」は59%、他の年代でも「週2回以上のSNS・メール頻度」は40%前後となっています。

 

友人と日常会話で最も多く使う手段

NTTドコモのデータから「友人と日常会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)をする際に「最も多く使う」手段」の2014年から2025年を推移にしたグラフです。2014年は「テキスト:58%」「通話:33.4%」でしたが、2025年は「テキスト:76.5%」「通話:14.1%」と通話が半減以下になっています。電話による通話頻度が、テキストに置き換わっていった推移になります。

変化がないのは「直接会って伝える:9.4%」が2014年から2025年とあまり変化がないです。

【サービス】友人との日常会話で「最も多く使う手段」、テキストが約8割:10代の3割は「直接対面」(2025年5月26日) |レポート|NTTドコモ モバイル社会研究所

 

イギリス・スウェーデンの通話時間の推移

携帯・スマホの電話による通話時間が減少しているのは海外ではどうなのかを調べたのが、上記のイギリスとスウェーデンのグラフになります。2023年時点では10年前よりは電話時間は若干増えています。コロナ禍で海外では通話時間が増えていたようですが2023年にはもとに戻ったように見えます。日本とイギリスとスウェーデンを直接は比較するには計算方法の分母が契約数だったりSIM数だったり異なるので一概には言えないのですが、日本は2013年から2023年で電話の通話時間が40%以上減少しています。

 

上記のグラフは、LINEの日本、台湾、タイの一人当たりの月間平均メッセージ数の比較になります。台湾が1位でタイが2位で日本が3位です。

このブログは人口減少や出生率について書いているのですが、2025年の合計特殊出生率で世界で低い順でいうと、1位が台湾で0.695、2位が韓国、3位がタイで0.87です。

利用実態調査を実施 台湾の一人当たりの送信数は日本の約3倍 | LINEヤフー株式会社

 

今回の記事は、人との交流がテキストに置き換わることで通話時間や会う時間が減ることで出生率の低下になっているのではと思って作成してみました。もちろん逆の流れで、男女の付き合いが減少することで通話時間が減少しているのもあると思います。