
政府統計の住民基本台帳移動報告が2025年から「住民基本台帳人口に基づく移動率」というのが新設されたので、2025年の「都道府県の転出超過」×「性別」×「5歳階級」で、転出超過の率が高い層(日本人のみ)をグラフで比較していきます。
2025年の日本人の転出超過率が一番高い層は、「20~24歳女性」でした。他の年齢階級と比較しても突出して高い数字です。
20~24歳女性(2025年日本人)
| 転出超過率 | |
| 青森県 | -6.86% |
| 山形県 | -6.51% |
| 秋田県 | -6.44% |
| 岩手県 | -6.37% |
| 新潟県 | -5.82% |
1位から4位までは東北地方の都道府県になりました。
住民基本台帳人口移動報告 年報(住民基本台帳人口に基づく移動率)(5歳階級)、男女別転入超過数の移動率-都道府県(2025年) 年次 |政府統計の総合窓口
「20~24女性」が転入している先は1位が東京都で、転入超過率が8.34%と突出した数字になっていて2位の神奈川県が3.02%、3位の大阪府が2.98%なので、東京一極集中という言葉通りになっています。

20~24歳男性(2025年日本人)
| 転出超過率 | |
| 山形県 | -5.43% |
| 高知県 | -5.43% |
| 秋田県 | -4.98% |
| 青森県 | -4.89% |
| 山口県 | -4.84% |
2番目に転出超過率が高かたったのは、「20~24歳男性」です。男性の転入超過も女性と同じく、1位は東京都が8.04%、2位が神奈川県3.16%、3位が大阪府1.66%となっています。

15~19歳男性(2025年日本人)
| 転出超過率 | |
| 鹿児島県 | -4.44% |
| 宮崎県 | -3.48% |
| 秋田県 | -3.19% |
| 長崎県 | -3.08% |
| 青森県 | -2.69% |
3番目に転出超過率が大きい層は、「15~19歳男性」でした。意外なのが1位は鹿児島県、2位が宮崎県、4位が長崎県と九州地方が3つワースト5に入ってました。調べてみると、文部科学省の2025年3月「高等学校卒業予定者の就職内定状況(都道府県別)」で、高校卒業者の内で県外就職する割合が、1位鹿児島県9.9%、2位宮崎県9.7%でした。また、「15~19歳男性」の転入超過率が1位は京都府で2.67%、2位は東京都2.49%でした。

15~19歳女性(2025年日本人)
| 転出超過率 | |
| 秋田県 | -3.55% |
| 鹿児島県 | -3.23% |
| 青森県 | -3.15% |
| 岩手県 | -2.96% |
| 宮崎県 | -2.93% |
「20~24歳」は女性の方が男性より転出超過率が高かったですが、「15~19歳」は男性の方が転出超過率が高くなっています。「15~19歳女性」の転入超過率が高いのは、1位東京都、2位京都府、3位大阪府でした。

全年齢男女
| 転出超過率 | |
| 高知県 | -0.46% |
| 秋田県 | -0.44% |
| 山形県 | -0.43% |
| 福島県 | -0.43% |
| 長崎県 | -0.43% |
都道府県別の全年齢の男女合わせた転出超過率のワーストは高知県、秋田県、山形県、福島県、長崎県でした。転入超過率で高かったのは、1位東京都、2位千葉県、3位大阪府、4位神奈川県、5位福岡県でした。
【転出超過(実数)日本人】
| 転出超過人数 | |
| 静岡県 | -7,919 |
| 福島県 | -7,617 |
| 新潟県 | -6,897 |
| 広島県 | -6,599 |
| 三重県 | -5,938 |
2025年の都道府県で転出超過(日本人)が多かったのは静岡県が1位でした。住民基本台帳移動報告は1982年からある統計ですが、「静岡県」と「富山県」の2県は2025年が転出超過人数が過去最多でした。