人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

人口減少の農業を江戸時代は養子縁組で乗り切った

今の少子高齢化で人口減少の状況は、江戸時代もそうでした。

 

1640年から1860年までの220年間は、人口が約3000万人で一定していたと言われています。

他国と違い日本では非血縁者との養子縁組が盛んに行われていて、幕末の農家では約25%が養子縁組だったと戸籍台帳から判明しました。

 

 

農地と家の両方を養子が継ぐ、ということが日本では江戸時代から行われてきた。

養子縁組と言っても現代のような子供ではなく、成人で15~35歳だったようです。

養子縁組を積極的にした理由は、家系を守るではなく「農村を守る」という考え方だったようです。

 

www.u-tokyo.ac.jp

 

今の日本の後継者不足問題で養子縁組というキーワードが掛け合わされば、イノベーションを起こせないかと思ってアウトプットしてみました。