2020-06-25 人工光合成や光触媒の社会実装は2030年と遠そう 国会図書館で、人工光合成や光触媒の研究書を読んできた。 簡単に結論を言うと、「日照時間が日本の2倍の赤道直下なら採算が合うかも」で、現在の技術では初期投資回収に23年くらい掛かる計算らしい。 「石油の単価」VS「再生エネルギーの単価」で考えると、石油が安く使い勝手が良すぎる。太陽光でさえ2倍くらいのコストなので、脱炭素化を世界で推進してなかったら誰もやらないと思う。 コストだけ考えると、石油に勝るものはない。 温暖化でCO2排出規制がどれだけ掛かるかでしか、再生可能エネルギーの自力の出番はなさそう。