人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

日本の消費意欲低下は住宅ローンのため

金融資産純増率が2016年から増えている。

 

金融資産純増率=〔(預貯金-預貯金引出)+(保険掛金-受取保険金)+(有価証券購入-有価証券売却)〕/可処分所得×100

 

収入のうち、貯金に回す割合が増えるというのは、消費をしなくなっていることでもあります。

 

2016年というとマイナス金利が導入された年です。

 

住宅ローンが組みやすくなり、持ち家率が上がってきて、住宅ローン返済額が占める可処分所得も20%を超えて増えてきてます。

 

 

日本人が消費をしなくなった理由の一つとしては、「住宅の高騰」があると憶測します。長い住宅ローンを組むので消費に臆病になってしまうのは当然です。

 

多くの日本人が「持ち家」にシフトしていっている時代だと数字で推測できます。

持ち家=安心 なので、個人の消費を刺激するにはどうすればと考えると、相当難しいような気がします。

 

稼ぐためのノウハウになら消費するのかもしれません。