人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

日本は国債で破綻することはないし円安にもインフレにもならない

 

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/005.pdf

財務省による日本国債のグラフになります。

利払費(黒線)というのが、国債(借金)に対する利息の支払いになります。

 

借金が増えても、35年前よりも支払う利息が増えてないのが分かります。

 

破綻するかどうかは、国債残高ではなく、「利払費」なのです。

2021年で利払い費は年間で8.2兆円ですが、半分は日銀が国債も持っているので、実質は4.1兆円/年 の支払いになるのです。

 

利払い費の推移だけを見ると、35年間を通して現在が危機的な状況では全くないことが分かります。

憶測ですが財務省は危機的でないから意図的に国債残高を思い切って増やしていると考えるのが自然です。

 

日本国債の格付けが下がることで危険という意見もありますが、海外投資家が保有している割合は12%なので、12%が売られたとしても日銀が買えば問題ないのではないでしょうか。

 

今後4年で円安に振れたり、インフレが加速したり、財政破綻したりすることはないと判断しました。