人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

個人主義と集団主義の生存確率

集団に属して生きていくか、個人で武装して生き残るか、人がどちらかを選ぶのは、「より生存確率が高い方」「不安が少ない方」で選択すると思う。

 

集団に属することで生存確率が上がるものは、会社勤めが一番多いパターン。

サラリーマンも終身雇用が崩壊してからは、常に有利な転職を選択肢として情報収集しておくことが昔ではあり得ない現在の生存確率アップになっている。

 

転職情報を仕入れるのは、個人主義の範疇になる。

現在ではサラリーマンも集団に属しながらも、転職情報や副業の情報を個人で収集する能力が求められる時代になっている。

 

集団主義の大きな衰退の象徴は、宗教である。

昔は、宗教に属することで職場を斡旋してもらったり、食事や住居を助けてもらったりして生存確率がアップしていましたが、現在では宗教の母体自体が経営危機で、宗教に参加している人も高齢化して、他者に面倒見がよい人が減っているのが宗教離れになっている。

また、コロナにより宗教の会合で集まることができなくなり不安を消すこともできなくなっている。

 

2022年、集団主義の衰退が激しい。

生き残りをかけた個人主義が烈火の如く増し、奪い合いの過渡競争になり、法律を逸脱したり道徳に反することが目立つようになっている。

 

今後は、個人防衛の時代になると思う。

集団主義のものは崩れなくなっていく一番の原因は、情報がスマホ一つで集団に属さなくても入手できるようになったこと。