人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

2022年1月以降の日本のインフレは他国より低い

 

世界各国の消費者物価指数(CPI)の増加が顕著になったのは、2022年2月以降です。

2021年12月の消費者物価指数を「100」とした場合の各国の推移になります。

 

2022年2月以降にインフレになったのは、ロシアのウクライナ侵攻が主な原因なのでしょう。

世界の食料価格指数が急上昇し、各国で政策金利を引き上げてインフレ対策を行ってきました。

 

黄色:イギリス

水色:フランス

オレンジ:アメリ

緑:韓国

青:日本

 

世界中のインフレで品目別で寄与度が高いのは「食料」です。

日本でも食料は「前年同月比で8.8%」の上昇になってます。

 

世界の食料価格指数の上昇は現在では鎮静化してます。

今後どうなるかは不明ですが、日本は世界的にみてもインフレ抑制が成功しているのが表を見ても分かります。

 

【世界食糧価格 円ベース 直近1年】

 

世界食糧価格にドル円換算でグラフにしたものです。

食料価格は2022年11月から横ばいなので、今後「ドル円相場」が上がらない限りは、日本のインフレが悪化する可能性は低いのでしょう。