人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

国の人口は18~35歳までの年収に比例すると思うのを順序だてて説明

グラフ1:1885年~2020年までの1年当たりの人口増加

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1910年から1920年の増加は、女性の製紙工場等での労働が増えた時期です。

女性の収入が増えれば結婚して子供を作るのに経済的な不安が軽減します。

 

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1960年から1970年は、総理大臣の池田勇人が「所得倍増10年計画」を打ち立てた時です。年換算で9%で経済成長をしていったときです。

 

人口増のピークが意外にも1975年で止まってます。

原因を調べてみました。

 

グラフ2:三大都市の転入超過数

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オイルショックが1973年ですがその前の1970年に景気の交代のせいか、突然地方から都市へ移る人数が激減してます。

 

この理由を調べてみました。

 

グラフ3:転入超過と都道府県収入格差

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1955年から1970年までは、「所得が上位5都道府県」と「下位5都道府県」の差が2倍以上でした。

地方で働くより都市へ出れば収入が2倍になるというのが、都市への転入超過でしたが、格差が急に減ってきたのが1970年ということです。

それでも1975年で1.5倍ですが、生活コストも差があるので、都市へ出ようと思う人が「所得格差の減り」によって減ったことになります。

 

都市へ出る人が減るという事は、所得があがる機会が減ったことになり、1970年過ぎから18~35歳までの若者の収入が上がらない問題が始まったと思います。

 

年功序列の給与

奨学金の負債

・住宅の高騰

 

結婚して子供を作るには所得を上げるだけの要因がなく、1975年以来人口増加が減っているのでしょう。