人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

コンパクトシティ富山市の人口は減少している

mainichi.jp

2006年にコンパクトシティとして都市開発を行った富山市が、毎年地価が高騰しているというニュースを見て人口動態をしらべてみた。

 



2019年9月から2023年6月までの月毎の富山市の人口データです。

 

2006年にコンパクトシティになり数年間は人口増加をしてましたが、コロナより前に減少に転じています。

 

コンパクトシティは、中国共産党が数年前から中国の多数の都市で開発してましたが、成功したという話は聞いてないです。

 

日本でも今後コンパクトシティが増えるという国土交通省の計画のようですが、AIや通信インフラを最新の街づくりしても、人を東京から呼び込むことはできないと思います。

 

富山市宇都宮市松山市、など、県庁所在地の市が、周辺の過疎地域から人口を引っ張ることで、過疎地域のインフラ費用を削減する狙いという点では成功すると思います。

 

地方の都道府県では人口減少するので、コンパクトシティに集中するのは良いことだと思うのですが、他府県からわざわざ流入するまでの魅力はないと思う。

実際、富山市の人口推移を見ても「現状維持」さえも難しくなっている。

 

今後は市町村が「人の奪い合い」が激化するのでしょう。

市町村が生き残れなくなるので必死です。

恐らく、国としては本音は「東京一極集中でも地方創成でもどうでもいい」なのでしょう。