人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

高齢者が個人消費を何にするか考えるのは「不安」が優先するので無駄

日本で個人の金融資産は多くが60代以上が保有している。

 

コロナで「高齢者」と「現役世代」を比較した個人消費をみると、高齢者の方が圧倒的に消費をしてないようで、年間4兆円の損失とも言われてます。

 

高齢者が「何にだったらお金を出すか」を考えてたら、「将来のお金の不安」が悩みの1位なので、貯蓄が減る個人消費はしないだろうと思ってしまった。

 

昔のように3世帯家族で暮らしていれば、高齢者の財産も子や孫の消費に使われるが、高齢者の夫婦世帯・単身世帯が圧倒的な現在では、お金を使う意味が見いだせないと思う。

 

個人貯蓄の50%を60代以上が保有していると考えると、50%の人が消費しない社会がコロナの影響で到来することになる。

 

残りの現役世代50%で消費していこうとしても、お金が回ってこないので歪みがでる。

 

アメリカが200兆円の政府支出を宣言したが、日本も政府主導でお金を回し始めないと、個人や民間では今の不景気な状況を打破するのは難しい。