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自殺死亡率とは、10万人当たりの年間自殺者数です。
OECDが発表した標準化自殺死亡率は、最新データは2021年は日本は「15.4」です。
戦後、自殺死亡率が下がった良い要因は、
① 高度経済成長期 1960年代
② バブル景気 1990年代
③ スマホの普及 2010年
③は私が勝手に推測した理由ですが、他国の自殺死亡率も2010年近辺から下がってきているのは、スマホとネットが普及したのが理由だと考えます。
もう少し掘り下げて考えると、人が生きていくナラティブを探すのに昔は手段があまりなかったのですが、ネットの発達により情報が多くなり、「希望があるかもしれない」という新しいネットの分野が拡大したことで、自殺死亡率が低下したと考えます。
しかし、新型コロナウィルスが発生したことで、また日本の自殺死亡率が上昇してきてます。
自殺死亡率が一番多い年代性別は、50代男性が突出しています。
今後ですが、ネットに自分の夢を探してきた人も、ネットの拡大が終えたことで、「ネットにも何もない」ということに気づき始めて、自殺死亡率が上がっていくのではないかと思います。
世界中でスマホ中毒と、覚せい剤並みの中毒性があると警笛を鳴らしてる人が少なくはないです。その反動が今後5年でどうなるか。
日本の景気が好転するわけでもなく、ネットも頭打ちになった状態で、何に希望を見出そうとするのでしょうか。