人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

1991年バブル崩壊で女性は短大ではなく四年生大学を選ぶようになり出生率が低下した

女性の短大進学率と 四年生大学進学率の差
  四年制大学進学率(女性) 短大進学率(女性)
1975 12.7 20 7.5
1976 13.0 21 7.6
1977 12.6 21 8.1
1978 12.5 21 8.5
1979 12.2 21 8.7
1980 12.3 21 8.7
1981 12.2 21 8.6
1982 12.2 21 8.3
1983 12.2 20 7.7
1984 12.7 20 7.4
1985 13.7 21 7.1
1986 12.5 21 8.5
1987 13.6 22 7.9
1988 14.4 22 7.4
1989 14.7 22 7.4
1990 15.2 22 7.0
1991 16.1 23 7.0
1992 17.3 24 6.2
1993 19.0 24 5.4
1994 21.0 25 3.9
1995 22.9 25 1.7
1996 24.6 24 -0.9
1997 26.0 23 -3.1
1998 27.5 22 -5.6
1999 29.4 20 -9.2

 

【元データ】

www.e-stat.go.jp

明らかに1991年を境に、女性は2年の短大ではなく、4年制の大学を選択する率が上昇しております。1991年3月にバブル崩壊が起きて、不安定な将来を感じるようになり女性も学歴を付けて就職を考えるようになったのでしょう。

 

4年制大学を女性が選択する率が増加するのに伴い、婚期が遅れたり未婚が増加して出生率の低下を招いたと推察されます。