人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

日本の在留外国人数は322万人で過去最多で2023年は26万人増で年間増加で過去最多

日本の在留外国人数 2006~2023年

※2023年6月時点のデータ

出入国在留管理庁:https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00036.html

www.e-stat.go.jp

在留外国人は永住者や中長期在留者などで、3カ月以下の短期滞在者を含まない。

 

 

【増加した外国人数を国別で見ると94%がアジア】

在留外国人で増加した国別

2015年から2023年に在留外国人は105万人増加してますが、その内98万人(94%)がアジアの地域が寄与してました。

 

ベトナム:39万人増

中国:13万人増

ネパール:10万人増

インドネシア:9万人増

フィリピン:8万人増

 

 

【2022年6月から2023年6月の増加が過去最高】

年度 増減
2007 68,054
2008 64,453
2009 -31,305
2010 -51,970
2011 -55,643
2012 -44,852
2013 15,467
2014 37,480
2015 86,289
2016 134,496
2017 164,070
2018 165,793
2019 192,165
2020 56,488
2021 -62,339
2022 138,404
2023 261,889

年間の在留外国人数の増減を見ますと、2023年に急増しているのが分かります。

新型コロナの緩和による影響が大きいのを考慮しても、それでも前年比2倍なのは世界的に見て移民が急増している影響もあると思います。

 

【2022年の移民過去最多610万人 先進国の人手不足背景】

www.youtube.com

【2022年の1年間の移民人数を国別で比較】

2022年の1年間の移民人数を国別

「移民」と「在留外国人」の意味は国によって定義が異なり統計方法も異なりますが、「在留外国人」は「移民」に含まれます。

日本では移民を受け入れてないように国民に訴えていますが、2022年の26万人の増加を他国と比較すると、移民大国と遜色ない人数になっております。

 

【コロナ前と比較して増加した国は、ネパールとインドネシア

news.yahoo.co.jp

 

【日本の在留外国人】

2006 2,084,919
2007 2,152,973
2008 2,217,426
2009 2,186,121
2010 2,134,151
2011 2,078,508
2012 2,033,656
2013 2,049,123
2014 2,086,603
2015 2,172,892
2016 2,307,388
2017 2,471,458
2018 2,637,251
2019 2,829,416
2020 2,885,904
2021 2,823,565
2022 2,961,969
2023 3,223,858