人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

日本人の人口ピークは2011年1月で東日本大震災の前々月だった

日本人の人口(月毎) 2011年1月~2023年4月

 

データ出典:統計局

www.stat.go.jp

「日本人」だけの人口数を見ると、2006年に1億2600万人に到達したが、頭打ちになり5年ほど横ばい状態が続き、ピークとなったのは2011年1月で1億2640万人でした。

2011年3月に東日本大震災が発生し、急激ではないが人口減少の方向を辿るようになりました。

2023年4月現在の日本人は1億2157万人で、ピーク時の「-3.8%」となっております。

 

 

意外と知られていないのがアメリカ白人の人口減少です。

2020年にアメリ国勢調査で2010年に比べて500万人減少していることが分かり、過去の統計調査230年で初めての減少になったと報じられました。

www.asahi.com

アメリカの白人の人口減少と日本人の人口減少(10年間)を比較してみました。

 

  アメリカ白人 日本人
2010年 196,700 126,404
2020年 191,700 123,111
変動率 97.5% 97.4%

 

不思議なことに10年間の減少率は、ほぼ同じでした。(日本の比較は2011年と2021年)