2010 | 2020 | 増加 | |
ハンガリー | 1.25 | 1.56 | 125% |
ウズベキスタン | 2.34 | 2.9 | 124% |
カザフスタン | 2.59 | 3.13 | 121% |
モンゴル | 2.51 | 2.9 | 116% |
ラトビア | 1.36 | 1.55 | 114% |
ドイツ | 1.39 | 1.53 | 110% |
ベトナム | 1.9 | 1.96 | 103% |
スロベニア | 1.57 | 1.6 | 102% |
クロアチア | 1.46 | 1.48 | 101% |
ポルトガル | 1.39 | 1.4 | 101% |
ルーマニア | 1.59 | 1.6 | 101% |
オーストリア | 1.44 | 1.44 | 100% |
2010年から2020年で、合計特殊出生率が100%以上(増加した)国は上記の12ヵ国でした。
1位のハンガリーは「少子化対策で膨大な財政赤字を出して行う」と宣言した国です。
具体例を挙げると、ハンガリー政府は子育て世代への無利子貸付や住宅購入補助、子どもがいる母親の所得税の優遇といった諸政策を用意し、子育てを支援してきた。
2位のウズベキスタン、3位のカザフスタンは、この10年間で「天然ガス」で1人当たりのGDPが飛躍的に伸びた国でした。
https://www.jbic.go.jp/ja/information/reference/image/202101_seriesmacro.pdf
国の合計特殊出生率を上げるには「お金」であると私は思います。
お金が増えれば人口減少も止まるし、少子化も止まります。
お金というのは「GDP」だと思うんです。
日本のGDPが減った一番の要因は高齢者がどこの国よりも早く増えてお金を使わなくなったから、海外の国と比較すると負けてしまったというのが原因と思うんです。
日本の合計特殊出生率は
2010年:1.41%
2020年:1.27%
変動率:90%
調査した78ヵ国中では、上から24番目でした。
逆に合計特殊出生率の変動が低い順の表は下記になります。
2010 | 2020 | 増加 | |
プエルトリコ | 1.62 | 0.9 | 56% |
中国 | 1.8 | 1.03 | 57% |
韓国 | 1.3 | 0.78 | 60% |
ブータン | 2.3 | 1.43 | 62% |
台湾 | 1.3 | 0.89 | 68% |
フィンランド | 1.87 | 1.37 | 73% |
グアテマラ | 3.38 | 2.48 | 73% |
ウルグアイ | 2.01 | 1.48 | 74% |
ニュージーランド | 2.17 | 1.61 | 74% |
バハマ | 1.84 | 1.39 | 76% |
ノルウェー | 1.95 | 1.48 | 76% |
調査した78ヵ国で出生率が低下した国のワースト5位までの3カ国までが東アジア。
「中国」「韓国」「台湾」は宗教を持ってない国でもあります。
調査してないですが、フィンランド・ノルウェーは福祉国家が原因で少子化が加速するのではと推測してしまいます。高齢者が増えてお金を使わないからです。
ブータンは一昔は「世界一幸せな国」と言われてたのが、SNSの普及で幸福度が急落したことが最近有名になりました。
www.japan-un-friendship-associations.org
東アジア圏が少子化になる理由は明確には分かってないのですが、一説には「婚外子」を認めない風習が影響しているのではとも言われてます。