人口減少時代をグラフで読み解く

人口減少の時代に起きる様々なことをグラフにして考察

人口減少

第一子出生までが結婚1年未満の割合が19.8%(2024年)過去最少

第一子出生までの結婚期間が1年未満の割合の推移 年間で第一子が出生したうちで、結婚1年未満だった割合を1955年から2024年までグラフにしてみました。2024年統計は2025年9月16日発表で追記しています。 年次別にみた第1子出生までの父母の結婚期間別嫡出…

世界の出生数の減少率(2018年~2024年平均)日本よりも少子化の10カ国

出生数の減少率(2018年~2024年の年平均) ウクライナ 8.2% 中国 7.1% チリ 6.6% ポーランド 6.0% アルゼンチン 5.9% コロンビア 5.4% タイ 5.1% スリランカ 5.0% 韓国 5.0% 台湾 4.5% 日本 4.3% 今回の記事作成の意図は、日本の出生数減少が目立つと言われ…

女性の初婚件数が2024年(1~6月)は2019年(1~6月)より37%減少

女性の初婚数(上半期1月~6月) 2017年~2024年 人口動態調査の月報で、婚姻件数を男女の初婚・再婚別にした資料から、女性の初婚数の上半期(1~6月)の推移が上記のグラフになります。2019年上半期は女性の初婚件数は180,495件でしたが、2024年上半期は11…

20歳まで生きる確率と出生率(世界132ヵ国)は負の相関が強い

「20歳の生存率」と「合計特殊出生率」 132カ国 2019年 132ヵ国の年齢20歳時点の生存率と合計特殊出生率の相関は「-0.928」と強い負の相関がありました。データは「Our World in Data ( OWID )」というオックスフォード大学と提携している機関が「WHO」を元…

女性の未婚率は高卒も大卒も23%(35~44歳)2020年国勢調査

女性の年齢階級別・最終学歴別の未婚率(2020年国勢調査より) 最終学歴が高いと女性が婚姻率が下がるという説が多くデータを提示しているサイトがあったので、改めて自分で計算してみたところ、「35~44歳女性」では、高卒でも大卒でも婚姻率は同じでした。…

一夫多妻制と少子化は相関(世界28ヶ国と大正時代の日本)

一夫多妻制の妻の割合(横軸)と合計特殊出生率 アフリカ・中東28か国と1920年日本 一夫多妻制の妻の割合が政府統計で公表されている国のデータと、100年前の日本(1920年)を比較すると、相関が強い(0.805)グラフに収まるように見えます。 一夫多妻制 出生…

1人当たり居住面積は2023年が14.6畳で過去最高で世界と比較

1人当たり居住室の畳数 1968年~2023年 2024年9月に発表された総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」で「1人当たり居住室の畳数」が過去最高の数字となりました。「1人当たり居住室の畳数」という指標は、住居の面積割る世帯人数の平均になり、2023年は…

市区町村の人口増減マップ色分け2024年と2019年の対比(関東1都6県)

神奈川県の市区町村の人口増減マップ2024年の2019年対比 色分け20段階 2024年と2019年で関東一都六県の市区町村の人口がそれぞれどれだけ変動したかを色分けでマップを作製してみました。赤色が濃い方が人口減少が激しく、緑色が濃い方が人口増加が激しいこ…

出産・子育て手当で全国1位は360万円(第一子から)1,745市区町村調べ2024年

出産祝い・子育て支援金 市区町村独自支援 第一子で条件なし 独自支援額 制度開始 1 福島県 葛尾村 3,600,000円 2020年 2 岡山県 吉備中央町 1,000,000円 2021年 3 福井県 池田町 920,000円 2015年 4 群馬県 下仁田町 900,000円 2023年 5 高知県 馬路村 680,…

韓国の出生数(月次)が8年ぶりに下げ止まった理由は1人出生に1億ウォン支給か

韓国の出生数(月次の前年同月差) 2015年11月から2024年6月 韓国統計庁の出生数の月次を見ますと、2024年4月と2024年5月の2ヶ月連続で前年同月比でプラスになってました。2015年11月以来なので、8年5か月ぶりの出生数の下げ止まりになります。前回の記事で…

日本の出生数は、毎年35,400人ずつ減少して21年後の2045年には出生数がゼロになる可能性

日本の出生数過去1年の月次 2016年3月~2024年6月 厚生労働省が毎月公表している統計で、「当月を含む過去1年間の出生数」を月次でグラフにしてみました。8年間のグラフですが、綺麗にマイナスの一次関数になっています。近似曲線の傾きは「-2954.4」で出生…

通勤時間が長いOECD上位国(韓国・中国・日本)は出生率が低い

男性の通勤時間(分) OECD 2009年 OECDの通勤時間に関する各国のデータを見ていて、韓国と中国の男性の通勤時間がOECD29ヵ国データで1位・2位で日本が4位だったので出生率と通勤時間に相関があるのかを調べようと思いました。通勤時間の世界比較のデータが…

人工妊娠中絶が禁止されている国は出生数が多い

【アフリカ54ヵ国 出生数が2023年も増加している国】 青の上矢印の国は、2023年時点で出生数がその国の過去最多で増加し続けている国です。赤い下矢印の国は、出生数が減少に向かっている国です。アフリカ54ヵ国では、出生数の増加国は39ヵ国/54ヵ国 、出生…

日本人の人口移動(引越し)は2024年が戦後では過去最少

日本人の移動者(市町村間以上)の推移 1954年~2024年 日本人の引っ越し者数 1994年 6,561,214 1999年 6,186,490 2004年 5,771,921 2009年 5,300,025 2014年 4,908,009 2019年 4,889,191 2024年 4,603,155 住民基本台帳人口移動報告 都道府県内移動者数、他…

単独世帯率25%以上の国は合計特殊出生率2.0未満

単独世帯率(横軸)と合計特殊出生率(縦軸) 107ヵ国 単独世帯率とは、「単独世帯数」÷「全世帯数」になります。 単独世帯率は国連が公表している107ヵ国のデータの中で新しい値を参照しました。 https://www.un.org/development/desa/pd/data/household-size-a…

妻から夫への暴力(逆DV)相談が2023年過去最多で10年で4倍

妻から夫へのDV相談件数 警察庁が配偶者からの身体に対する暴力又は生命等に対する脅迫を受けた被害者の相談等を受理した件数で夫が被害者で、妻が加害者だった件数を統計にまとめました。2014年に5,982件の夫被害の相談件数が、2023年には25,183件と年々増…

2023年の国別の出生数はピーク時に比べて日本が36%、韓国は21%に減少

国別の2023年出生数とピーク年の出生数の割合 各国の「2023年の出生数÷ピーク時の出生数」を比較することで、ピーク時から国家として人口がどれほど衰退しているかが分かると思い並べてみました。 ピーク年出生 2023年出生 ピーク年 韓国 1,080,535 230,000 …

警察による児童虐待の通告数は2023年は122,806件で過去最多で2011年の10倍

警察による児童虐待の通告数 児童虐待又はその疑いがあるとして警察から児童相談所に通告した児童数は、過去最多でした。2011年の11,536人から12年後には10倍以上の122,806人に増加しております。令和7年2月に警察庁から発表された、2024年の児童虐待の通告…

世界の都市の人口密度の上位10位(300万人以上)

世界の都市 人口密度 上位10位(300万人以上) 横軸の単位は、人/km2です。 データは英語版の各都市のwikipediaの人口と面積を参照してます。 デリー(2011年)以外は、2020年以降の新しいデータです。 調べてみようと思ったきっかけは、東京23区の人口密度は…

乳児死亡率(1歳未満)と合計特殊出生率の世界113ヶ国データは相関0.86

世界113ヵ国の合計特殊出生率(縦軸) 乳児死亡率(1,000人当たり) 2021年 2021年時の乳児死亡率(1歳未満死亡率)と合計特殊出生率の世界113ヵ国の散布図です。昔から言われていることで、出生率の低下に一番寄与している要因は「乳児死亡率の低下」という…

東京都の人口集中率は「25~29歳」「30~34歳」「35~39歳」「40~44歳」「55~59歳」「60~64歳」で2024年が戦後最高

東京都の5歳階級人口集中率 全国比 1940~2024年 【出典】 社会・人口統計体系 都道府県データ 基礎データ0000010101 A 人口・世帯 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口 日本の総人口(外国人含む)を年齢5歳階級で分けてみた時に、東京都に全国の…

男性50歳未満の就業者数は2024年が過去最少で1,972万人(統計開始1973年以来)

日本の男性50歳未満 就業者数 1973年から2024年 就業者(非農林業)男性・50歳未満の1973年からの統計のグラフになります。2024年の男性の就業者非農林業は、1,972万人と過去最少になりました。1993年に50歳未満男性は2,525万人をピークに減少し続けています…

日本女性の生涯無子率29.6%(2022年)は世界一で前例がない

日本の女性の生涯無子率 2010年~2022年 女性の場合,再生産年齢の終盤(45~49歳)における無子女性の割合を生涯無子率としてとらえることが多い。 国立社会保障・人口問題研究所 https://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19750102_rev.pdf 出典…

いとこ婚・はとこ婚率40%超のイスラム教の国の出生率が高い

国別の近親婚(6親等以内)の割合 近親婚の調査(対象が1,000人以上)をされてた文献を引用しました。 近親婚に関する調査資料が世界的に少なく、各国の年代は統一されてなく日本のは最新で1980年で1.1%です。 対するイスラム教の国のいとこ婚率は、パキスタン…

単一民族の国家ほど出生率が低い

民族率と出生率の関係 単一民族国家とは、ある国家において、特定の民族のみで滞在人口の95%以上(国家内の他民族比率が累計5%未満)を占めている国。 単一民族国家 - Wikipedia 各国の「民族第一位グループの占有率」と「合計特殊出生率」で26ヵ国を散布図に…

日本の在留外国人数は376万人で過去最多で2024年は36万人増で年間増加で過去最多

日本の在留外国人数 2006~2024年 ※2024年12月時点のデータ(2025年7月公表) 出入国在留管理庁:在留外国人統計 | 政府統計の総合窓口 在留外国人は永住者や中長期在留者などで、3カ月以下の短期滞在者を含まない。 【2024年12月時点の国別の在留外国人の割…

日本の出生時の父の年齢40歳以上の割合が2023年が16.5%で過去最高

父年齢40歳以上の割合 1980~2023年 「政府統計データより作成」 www.e-stat.go.jp 【日本の父の年齢の変化】 2025年現在で世界的に見て、父親の年齢が上がることで自閉症の児童が増加しているという論文が多くなってきています。 日本では、グラフのように2…

2022年アメリカに移住した国別人口で韓国と台湾が多く自国を捨て去っているのが分かる

2022年にアメリカに移住した国別の人数 (自国1万人当たり) 2022年移住 本国人口(万人) 1万人当たり 韓国 16,058 5,174 3.10 台湾 5,027 2,357 2.13 イギリス 10,548 6,733 1.57 ブラジル 23,596 21,430 1.10 インド 125,130 140,800 0.89 フランス 4,86…

日本の2023年の出生数は過去最低で江戸時代より少ない

日本の出生数 1813年から2023年 1813年江戸時代から現在の2023年までの出生数をグラフにしてみました。(5年間隔) 1813年以前の推計資料が見つからなかったので、1813年から2023年のグラフになります。 【1813年から明治元年までの資料】 江戸時代の出生数…

1991年バブル崩壊で女性は短大ではなく四年生大学を選ぶようになり出生率が低下した

女性の短大進学率と 四年生大学進学率の差 四年制大学進学率(女性) 短大進学率(女性) 差 1975 12.7 20 7.5 1976 13.0 21 7.6 1977 12.6 21 8.1 1978 12.5 21 8.5 1979 12.2 21 8.7 1980 12.3 21 8.7 1981 12.2 21 8.6 1982 12.2 21 8.3 1983 12.2 20 7.7 …